ドイツの惑星科学研究者であるJanusz Oschlisniok博士の来日に合わせて、金星の大気科学に関する特別セミナーを実施することになりました。
金星は地球のお隣の惑星ですが、温室効果が著しく働き、地表面温度は摂氏400度を超える灼熱の世界です。また、分厚い硫酸の雲に覆われ、硫酸の雨も降っています。
そのような謎に包まれた金星大気を研究するために威力を発揮するのが、電波を利用した観測(電波掩蔽観測)です。欧州の金星探査機「Venus Express」と、日本の金星探査機「あかつき」にて実施された電波掩蔽観測により、様々な新発見がなされつつあります。
本セミナーでは、Oschlisniok博士に加えて京都産業大学の安藤紘基准教授もお招きして、金星大気の概要と、電波掩蔽観測の原理やその成果についてお話しいただきます。
日時:2025年5月21日(水) 13時半より
場所:G210
・Janusz Oschlisniok (ドイツ・ケルン大)
Radio occultation at Venus (金星における電波掩蔽観測)
・安藤紘基(京都産業大)
Venus Expressとあかつき電波掩蔽観測で見られた気温と硫酸蒸気混合比の長期変動