2022年2月15日(水)16:00- 18:00(日本時間)、ベトナムの
ハノイ教育大学とのウェビナーを開催しました。
今回の
ウェビナーでは、数理的手法を集団生物学に応用する講義を行いました(全て英語)。具体的には、差分式(漸化式)を用いて個体群動態(生き物の数の時間変化)を記述する、という内容です。また、プログラミング言語 python を用いて差分式を数値的に解くことにも取り組みました。
ハノイ教育大学からは
生物学科の学生三十数名、生物学科と
数学科の教員数名が参加しました。
奈良女子大学とハノイ教育大学とは2001年に大学間の学術交流協定・学生交流協定を締結し、現在はこれらの協定の更新手続きを進めています。コロナ禍が過ぎ去った暁には両大学間で様々な国際交流を推進してゆきたいと考えています。
環境科学コースでは教育研究の国際化に力を入れるとともに、学際的な理学(計算機や数理的手法の活用、地球環境・生物科学・化学からの視点など)の推進に取り組んでいます。