IUPAC 分析化学ミーティングおよびIUPACワークショップを開催しました

2018/05/07

環境科学コース・環境化学分野竹内孝江准教授が、2018425~27日、奈良女子大学大学院F棟会議室および理学部会議室において、IUPAC 分析化学ミーティングおよびIUPACワークショップ2018を開催しました。


主催:IUPAC分析化学ディビジョン、共催:日本質量分析学会イオン反応研究部会、後援:奈良女子大学、協力:日本化学会IUPAC賛助委員会。


IUPACInternational Union of Pure and Applied Chemistry: 国際純正・応用化学連合)は、化学分野全体を発展させるために1919年に発足した国際機関です。

IUPAC5部門(分析化学)では分析化学に関する用語と基準の策定を担当しています。第5部門のIUPAC分析化学会議(2018425-26)では、IUPACが行っている様々なプロジェクト活動について議論されました。

WebExを利用してインターネットを介しての参加も入れて、丸2日間、様々が議論が行われました。世界中からIUPAC委員達が奈良女子大学に集まるこの機会に、IUPACワークショプを最終日の427日に開催しました。

IUPAC分析化学委員長のZoltan Mester博士による最初の講演では、環境科学も含め、科学分野に深くかかわる「物質量とその単位であるモルの新しい定義」がどのように決められたのかが紹介されました。

ワークショップの中盤のポスターセッションでは、本学の大学院学生達が自分たちの研究成果を英語で発表し、活発に議論が行われました。ワークショップの総参加者数85名、内、外国人参加者は14カ国から14人。

無事3日間の日程を終え、IUPACの委員の先生方、国内の各学会の先生方からも高い評価を受けることができました。

大学院学生の方のポスター発表では、本学の大学院学生が優秀であるとの評価を多くの先生方からいただきました。

学生の方が刺激をうけて益々研究に邁進してくれることを期待しています。




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